基本となる塗料について

繁忙期につき、

久しぶりの投稿となってしまいましたが、

長野市を中心に外壁・屋根の塗装を営む

川浦塗装工業・代表の川浦です。

 

今回はちょっとブログ掲載の視点を変えて、

塗装業の基本となる塗料についてお話したいと思います。

 

 

まず、塗料には

ウレタン・シリコン・フッ素・無機

など様々な種類があります。

この塗料はグレードが上がる度に塗料の価格帯も上がる仕組みとなっているのですが、中には破格の価格帯の塗料も存在します。

商品名は伏せますが、シリコンの価格帯にもかなりの幅があり、シリコンとフッ素が同価格程度の商品も存在しますので、グレードのみで耐久性を推し量る事は難しいと思っています。

ただ、材料の価格は購入する所によってかなり違いますので、この地域はこのメーカー・商品がよく取引される、地域差もあったりします。

 

そんな塗料の価格ですが

シリコン15000円~40000円程税別

フッ素30000円~80000円税別

一般に使用する塗料の価格帯イメージはこんな感じです。

価格は白・黒・淡彩・中彩・濃彩・特彩と色味によって価格が違い、もちろん同一グレード内でもっと高級な塗料もありますので、一概にこれが全ての価格帯ではありませんが、同じグレードの塗料でも書き出してみるとかなりの価格差があります。

 

今は自社ブランドという名のOEM商品も多く(オーイーエム・相手会社の発注品の、相手先ブランドの形をとった生産。)

カタログだけは高級な、高耐久な説明の製品もありますので、塗料選びも少々注意が必要となってきました。

メーカー内で同じシリコン塗料でかなりの価格差があり、担当の方に

「この商品とこの商品は同じくらいの耐久性がありますか?」

と質問した事がありますが、もちろん同じではないという回答でした。

高い=良い商品ではないので、塗料選びは難しいですが、あなたのお家で使用される商品は本当にあなたの為を考えて使用されているでしょうか。

 

業者都合・受注・利益優先のみでその塗料を勧められているのであれば、工事自体、あなたのお家の為にはしてくれないかも知れません。

 

そういったご相談も気兼ねなく、ご連絡して頂ければと思います。

ありがとうございました。


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